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働かざる者が食える国、フィリピン・・・② [雑記帳]

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写真は、OFWドリームハウスというのだそうです。(笑)

海外出稼ぎ労働者をターゲットとした、恰好な売り物なのでしょう。

まあ、中級以下のサブディビションには、こうした売り込み文句が良く目につきますね。


値段にして4ミリオンペソだそうで、いい値段がしますなあ・・・

先ず、簡単に買えるのでしょう・・・(羨涙)

私の会社の見習い営業マンも、この度オーストラリア行きが決まりました。


給料ですが、何と1ヶ月38万ペソだそうですぜ!

日本円で、約70万円ですよ。

今までの1万5千ペソの給料から、一気に25倍ですな。(驚)


これなら、OFWはやめられませんなあ・・・

私でも、行きたいくらいです。(笑)

OFWの給料の中でも、トップクラスだと思いますね。


彼は今まで、3年間日本で仕事をしたことがあります。

オーバースティではなく、正規のビサで就労した経験が買われたのでしょう。

既に契約は済ませたようで、彼の幸運を祝福したいと思います。


ピンからキリまでのOFWですが、一番安い給料でも3万ペソ/月なので、ここに居るよりは遥かに良

いのでしょう。

応募する人が、後を絶ちません。


先程の、うちの会社の見習い営業マンですが、彼にも苦い経験がありました。

日本から帰ってきた時に、親戚中に援助を申し込まれたと言うのです。

その時の彼は、ちょっとした英雄扱いでした。


いいよいいよで、どんどんお金が出ていったそうです。

小さいながら自分の家も買い、ビジネスも始めたばかりの彼でしたが、親戚中からの援助の依頼は

どんどんエスカレートしていったようです。


子供の学資の援助、家の修繕費、家電製品が欲しいなど、際限もなく要求されました。

親戚中に嫌われたくなかった彼は、その要求の殆どを飲んだと云います。

まあ、気持ちは分からない訳ではないですな。


影でこそこそ悪口を言われたくないのは、日本人も同じでしょう。

で、間もなくお金が全部無くなったのは、自明の理ですね。

無いと分かった瞬間、蜘蛛の子を散らすようにして、親戚が去ったのは言うまでもありません。


暫くして、彼の父親が亡くなりました。

長患いの末の往生だったそうですが、お金には苦労したそうです。

親戚に頼んでも、貸してくれる所は一軒も無かったそうですが、何の為の援助だったのでしょうね。


これについては、親戚の言い分もあったのでしょうが、今日は触れません。

後日、改めて記事にすることにします。

明日も、この話は続きますぞ・・・(笑)


明日と言わずに、ここは今日押しましょうね!(爆)
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