フィリピンでの外国人価格! [雑記帳]
この国では、日本人というだけで悲しい特典があります。
タクシーに乗るとメーターを使って貰えない、特別な料金表を突き付けてくる、アパートやコンドを借りる
時に相場の1.5倍位の値段を言われる、病院に行くと、色々と余分な治療をされて請求される等々・・・
数えたらキリがないですな・・・(笑)
その点、タイなどははっきりとしたものです。
殆どの公共の観光所では、予め外国人料金なるものが提示されていますわ。
大体、現地人料金と比べると、外国人料金は2倍から4倍が相場ですね。
ここまでおおっぴらだと、逆に腹も立ちません。
恐らく、現地の人には、気楽に自国の文化に触れて貰いたいという願望があるのでしょう。
一々、目くじらを立てることではないですね。
タクシーは両国ともほぼ悪質ですが、一般レストランでは外国人メニューの存在はあまり聞きません。
韓国では、多いようですが・・・
で、この外国人価格ですが、根底には両国共通の思想があります。
所謂、『取れるところから取るしか無い』と、『持てるものが持てないものに施しをするのは当然・・・』
以上の、この二つです。
タクシーの料金に対しては、以前触れました。
儲からないから、そうしたいのでしょう。
現に、昨年5月に値上げが実施された直後には、割増を要求してくる運転手はぐっと減りました。
最近では、度重なる燃料の値上げで、再び生活が圧迫されているようです。
あの悪名高い電気料金でも、そういうシステムは働いています。
これも、以前記事にしました。
取れない分を、皆が負担するというシステムですね。
まあ、施しの精神で負担させて貰っていると言うことでしょうか?(笑)
何だか、有難迷惑なシステムですが、これもここに住む私達にとっては必然なのかも知れません。
外国人納税だと思えば、少しは納得も出来そうです。
但し、以前のエアコン事件のように、度を超えたら流石に腹も立ちますが・・・
兎も角も、この国では払えない人が沢山居ることは事実です。
そして、その負担を、払える人が負担しているのも事実です。
その影で、払えるのに払えない振りをしている人も沢山いますが・・・(怒)
仏教徒とキリスト教の違いはありますが、施しの精神は似たようなものかも知れませんね。
さあ、施しの心を以ってここを押しましょうぞ!(爆)
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