フィリピンは、最早カトリック王国ではない! [雑記帳]
まだ、日本にいます。
最近、毎朝バクラーランの自宅でお経を聞いてから出勤していました。(笑)
いやあ、これを聞くと不思議に落ち着くのですわ。
別に、歳を取って来たから、来世が急に恋しくなった訳ではないですよ。(苦笑)
話は変わりますが、ここフィリピンも、最近では多宗教化が目立つようになって来ました。
写真は、エルミタのロビンソンで写しましたが、どうもお釈迦様の誕生日を祝した催し物のようです。
日本では、灌仏会(かんぶつえ)とか、仏生会(ぶっしょうえ)とか言うのですよね?
ちなみに、タイでは仏誕節とも言うようですが、国や地域によっても呼び名や祝う日は違うようです。
キリストのように、決まった日でないというのも面白いですな。
さて、ここバクラーランでもモスリムの台頭が著しくなって来ました。
商売をする人の殆どが、モスリムだといっても過言ではありません。
それだけ、数が着々と増えてきています。
政府も、それらに配慮してラマダン明けを休日にしたり、一定の心配りをしてきました。
最近では、旧正月も休日にしましたね。
これらは、中国に対する配慮でしょう。
他の文化や宗教も尊重するということでしょうが、世界中の休日を尊重していたら、その内ここは、
一年中休みでしょうな!(爆)
怠け者が多いので、経営者は大変でしょう。
冗談はさて置き、こうなると既にこの国は、単一宗教国家とも云え無くなって来ました。
私のフィリピン人の友人の中には、無宗教というのも居るくらいです。
勿論、数から云えば圧倒的にキリスト教徒が多いのは間違いありません。
しかし、同じキリスト教徒でも宗派が違ってきています。
カトリックから、イグレシア、エルシャダイなどに改宗するなど変化が見られますね。
特に、最近ではイグレシアの台頭は特筆ものですわ。
各地に、教会がばんばん建てられています。
で、このイグレシア、同一宗教間でしか結婚が認められていません。
又、給料等、収入の一割程度を教会に収める必要があります。
それに、毎週木曜日に行われるサンバ(カトリックではシンバ)といミサへの参加は厳しく問われます。
イグレシアのお嬢さんを、お嫁に貰おうと思ったら大変ですぜ旦那・・・
こうなったら、改宗するしか無いですな。
実際、私の日本人の知り合いは、結婚時に改宗して仕舞いました。
日本に住んでいますが、教会に仕送りをしているのかどうかは分かりません。
このように、フィリピンはカトリックだけの国とだけは、最早言えなくなってきましたね。
宗教も文化も人種も、全てハロハロ国家ですわ。
人間にしても食べ物にしても、交ることによって一層味に深みが増すと言われてます。
フィリピンが美味しい理由が、やっと分かりましたわ!
やめられない止まらないフィリピーナ♪♪(爆)
↓
にほんブログ村