フィリピンでの保証規定・・・ [雑記帳]
流石に一流企業の物は違いますな。
http://www.sony.com.ph/section/warrantyinfo
きちんとした、細かな規定が設けてあります。
ところが、ビノンド(中華街)辺りの華僑系の店で物を買うと、こうはいきませんぜ。
以前、工場用の換気扇をこの地区の店で買いました。
大型ですので、結構値が張りましたね。
しかし、使い始めて僅か3日間・・・
モーターが、うんともすんとも言わなくなり、敢え無くパタイ・・・
流石は、メイドインチャイナです。(笑)
保証が1年間有るというから買ったので、早速購入店へ・・・
『こんつわ!』
『へい、旦那いらっしゃい!』
中から、薄ら笑いをした店主が近づいて来ました。
『この間買った換気扇やけどな、あれはあかんでえ~、モーターが逝ってもうたがな。』
『あら、そうだっか?』
『そうだっかやないがな、まだ買うて3日しか経っとらんでえ~、早いとこ新品と交換してんか?』
『はあっ?』
『はあやないがな、あんさんが保証が有る言うたから買うたんやさかい、早う交換してえなあ・・・』
『あのなあ御客はん、わては確かに保証がある云いました、けどなああんさん、換気扇の羽根には
確かに保証はおますがな、でもモーターには保証がありまへんでえ・・・』
『・・・・・・・・・・・・・・・』
この店主は、平気な顔をしてこう云いました。
『ちょっ待ったり~な、何処の世界に換気扇の羽根にだけ保証があってモーターには無いっちゅう
売り方をする店があるんねんな?、人をコケにしとったらあかんでえおやぢぃ・・・』
私は、そう言って反論しましたが、おやぢはそっぽを向いて聞く耳を持ちません。
『もうええ、お前んとこの店では2度と買うたらんわい!』
私は、そう捨て台詞を残して、その店を去りました。
まあ、あそこら辺の店は、何処も彼処も似たり寄ったりでしょう。
買う時は、金を捨てる気で買うしか無いかもですね。
確かに、製品には当たり外れがあります。
しかし、壊れた時の対応は、店やメーカー依っても様々ですよ。
以前のコメントにも書きましたが、私はずっと、サ◯ソン製の全自動洗濯機を使っていました。
このメーカーの物には、5年間のモーター保証が付いていたのです。
しかし、2年足らずでコントロールパネルがイカレてしまい、修理に出すことに・・・
結果・・・、フェイスアウト(旧型)ゆえに、パーツ無し・・・
モーター以外は1年しか保証がないので、無念でしたが廃棄処分にしました、
で、このサ◯ソンの販売店員・・・
新型を買えと勧めてきました。
こちらのは、非常に性能がよく壊れ難いとの事・・・
まあ、2度とこういうこともなかろうと思い、新型に買い換えたのが敗因でした。
やはり、2年足らずでコントロールパネル部分がダウン・・・
嫌な予感がしながら、再びサービスセンターへ・・・
補足して言いますが、この国で買った電気製品の殆どは、買った店が面倒を見てくれません。
自分でサービスセンターに持ち込むか、連絡して引き取って貰います。
大変面倒ですが、こういう時は、日本のサービスが如何に品質が良いかが分かりますね。
で、この新型だったはずの洗濯機ですが、2年も経たない内に、やはりフェイスアウト・・・(号泣)
しかし、この時は泣いては居られませんでした。
猛烈な抗議の結果、部品を取り寄せるとのことでしたが、それには3ヶ月も掛かることに・・・
この時は、オスカル提督から中古品を譲り受けて、部品取り寄せはキャンセルすることにしました。
部品代とても、3500ペソも掛かるという話でしたから・・・
結局、譲り受けた日本製の中古の洗濯機は、未だに使えています。
かれこれ20年前の物ですが、流石は日本製ですね。
ともあれ、この国で物を買う時は、先々の事を考えて買わねばなりません。
例え保証があっても、これがこの国の現状です。
安物買いの銭失いだけは、しない方が良いでしょう。
壊れて修理に出しても、時間は日本の数倍は掛かりますよ。
冷蔵庫や洗濯機は、壊れてもいいように2台づつ買いましょうね!(爆)
出掛ける前に、押しなはれや~(爆)
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