フィリピン移住を考える・・・その⑭ 『フィリピンの電化製品』 [移住]
この国の電化製品は、単機能的な製品が多いです。
例えば、この炊飯器・・・
只、米の飯が炊き上がれば良いという、当たり前の商品です。
日本だとこうは行きませんな。
この釜なんか、伝統工芸品で有名な岩手の南部鉄器ですぜ!
どうやら、職人技で作る釜らしいです。(笑)
しかも、炊き上がりは昔ながらの釜の味を再現できるとか、何とかかんとか・・・
どうやら、一流料理店の協力を仰いで、製作された物のようですね。
まあ、日本の米なら、これほどまでに気を使うのも無理はありません。
家電製品の多機能化は、日本のお家芸だと感心します。
用が足りさえすれば良いのに、それに付加価値までを付けてしまう・・・
昔で言う豊かさのシンボルから、機能追求の時代になっていきましたね。
最近普及してきたオーブンレンジですが、細かな焼け方などお構いなしです。(笑)
タイマーさえ付いていれば、それで良いのです。
遠赤外線???
これなんか、石窯ですぜ!
『生焼けぢゃなければいいぢゃん』、と、まあこちらではこういう事なのでしょう。
物事をあまり深く考えないこの国らしく、極めて単純で良いですなあ・・・
いや、この扇風機だけはどうにかして下さいよ。
暑い国だけあってパワフル設計だから、弱にしても風がぶんぶんきます。
日本のように、微風がありません。
エアコンが無かった昔は、寝ていてこれでよく風邪を引きました。
こればかりは、日本製が良いですね。
タイマーも付いていますし、首も上下左右振るので風が常時身体に当たることが少ないです。
リモコン付きが、また嬉しい・・・
これなら、遠くから操作ができるので、いちいち起きだして調節をする必要はなくなります。
で、この微風ですが、こちらで100Vへの変圧器を通して扇風機を使うと、微風が生まれますよ。
これなら、風邪は引きませんね。
但し、昼間に使う時は、変圧器から差し替えなければならないのが厄介ですな。
そうなると、やはり日本から電気製品を持ち込むのが一番手っ取り早いでしょう。
もしそうなった場合ですが、必ず変圧器の他に電圧安定器(AVR)を付けましょうね。
こちらの電圧は230Vです、
220Vかと思ってましたが、メラルコのHPにそう書いてありましたから、多分そうなのでしょう。
が、しかし、これが相当に不安定です。
家を変わるたびにテスターで測ってみると、地域毎で違うのですな。
今までで、最低が190Vでした。
最高は240Vでしたが、その差何と50Vですよ。
最近では、少しは改善されたという話しは聞きますが、このお陰で電化製品はよく壊れます。
特に、日本の製品は多機能なので、繊細な作りの制御機能が真っ先にやられてしまいますね。
http://www.devicenet.co.jp/store/shop/mobile/item/dtl/svc-1500nd-2.html
こういう商品もあるようなので、参考にしてみてください。
ともあれ、この国では単純な作りの電化製品の方が長持ちします。
デジタル何かよりは、アナログの方が安定して使えると言う訳ですな。
この国では、『シンプル・イズ・ベスト』こそが持ち味なのでしょう。
いやあ、私の頭もアナログで良かった!(爆沈)
押しても駄目なら引いてみよう!(爆)
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