マニラ点描 『線路と川』 [雑記帳]
今日は、更新する時間が無いので手抜きですぞ!(笑)
ここは、マニラ市パコ地区にある、フィリピン国有鉄道の線路です。
元々この沿線には、沢山のスクワッター(不法占拠住民)が存在します。
まあ、国有地なので一回住んでしまえばこちらの物とばかりに、こぞって移り済んだのでしょう。
マニラなら何か食えるだろうと、家財道具を売り払ってまでして田舎から出てきた挙句、食い詰めて
スクワッターになる人々が後を絶ちません。
政府が取り締まって集団移動を試みますが、又いつの間にか戻ってくる人々も多いですね。
スクワッターはともかく、この沿線に住んでいる人々にとって、線路とは通路であり遊び場のような
ものでもあります。
遊び場といえば、近所には『パコ公園』があるのですが、昔、マニラでコレラが蔓延し、その犠牲者
を弔うために造られた墓地なので、観光客以外はあまり訪れません。
この公園には、かの有名な『高山右近』の銅像がある所で有名です。
まあ、入場料を取る(5ペソ)ので、市民からは敬遠されるのかも知れませんね。(笑)
列車は、人々を追い払うように警笛を連続して鳴らしながら、進行していきます。
その為に、スピードは日本のそれの数分の一でしょう。
もう一つ、市民の憩いの場所が、この川辺です。
政府の取り組みで、川の環境を綺麗にする取組みが行われ、川辺に歩道が整備されました。
歩道がが整備されたお陰なのか、この人の出では凄すぎます。
まるで祭りのようですわ。
全長2km歩いてみましたが、飲み会はあちこちでトランプ賭博も盛んに行われていましたね。
しかも、ほとんどの男は上半身裸です。(笑)
最近、だいぶ暑くなったここフィリピンです。
夕涼みには、もってこいなのでしょう。
日本でも昔あったような、懐かしいような思いがしました。
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