フィリピンにマニュアルはない??? [雑記帳]
上記の写真は、山口県が発行している学校教師向けの、生徒の問題行動等対応マニュアルです。
いじめや万引き、はたまた不純性行為などの、問題を引き起こした生徒に対するマニュアルですね。
しかしまあ、これでもかというくらいに、こと細かに対応の仕方の説明がなされていますわ。
臨機応変という言葉は、無くなったのでしょうか?
問題が起こってしまったら、この本に則って対処しなければ教師失格なのでしょうね。
謝罪の時期や方法まで載っていたのには、少し気の毒のような気もしました。
このようなマニュアルは、企業の中にも存在しますね。
所謂、社員のコンプライアンス化ですが、業務マニュアルを策定後、社内規程を以って、がんじがらめ
に社員を縛り上げていきます。
会社を一つの方向性に纏めるのは良いのですが、これでは倜儻不羈の精神が失われて仕舞います。
社会的道義とか通念とかに捉われ過ぎて、どうも大局が見えて来ないのではないでしょうか?
マニュアル通りに働く人間しかいない会社では、お互いが監視されているようで気持ち悪いですね。
『頑張れよ』、と女性社員の肩を叩くと『セクハラ』で、男性社員の肩を叩くと『パワハラ』になってしまう
ようなおかしな会社では、うっかりと激励も出来ませんわ。(苦笑)
しかし、こういうことまでマニュアルでは謳って来るのですから恐いです。
こういうことで訴えられたら、会社の沽券に関わるでしょうから、会社規定で取り締まろうという訳です
が、これでは何も新しものは生まれて来ませんな。
行動に制限が出来るのですから、当然といえば当然ですね。
さ~て、我が愛するフィリピン共和国の皆さんは如何でしょうか?(笑)
運転???、規則なんてあるのでしょうかねえ・・・
例えあっても、取締官が知っているとも思えませんな。(苦笑)
道徳???、身体障害者は、おおっぴらにからかわれていますよ。
わざわざ、止めに入る人間もいません。
もっとも、からかわれた方も笑っていますが・・・
接客???、客の存在より自分達のお喋りの方が大事です。
せかすと、いや~な顔をします。
在庫がなくて、お客が困ろうが知ったことではありません。
ローカルカラオケのお嬢さん???、横に座ろうが愛想もありませんぞ。
ビールも、ついでくれませんな。(涙)
帰るときにチップを上げたら、初めてそこで有難うと笑顔を貰えます。(爆)
指導マニュアルがないのか、あっても機能していないのでしょう。
その点、この国でのコンプライアンス化は、困難なのかも知れません。
日系企業や日本人向けカラオケも、指導には苦労しているようです。
でもまあ、その他がマニュアル化していない分、この国にはまだ可能性があるような気がしますね。
日本の今のように、十把一絡げにコンプライアンス化されるより、ここには人間味がありますよ。
KTVのお嬢様達からの、マニュアル化されたような援助要請以外には・・・(爆)
ここを押すのは困難ではありませんぞ!(爆)
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