合理化は、他国(よそ)でやらんかい! [雑記帳]
この国で、真剣に安いものと云えるのは、人件費ではないでしょうか?
確かに、コストをギリギリまで下げる必要のある日系工場などは、今の賃金でも高いと感じるでしょう。
賃金コストが高いと、海外進出している意味がありませんし、他の進出国に比べて競争力で劣ります。
モールのフードコートや、ファーストフード店などでは、注文に行く時こそ受付に並びますが、片付けや、
調味料などを取ってくるなどの作業は、店員がやってくれますね。
日本は、完全セルフサービスですから、自分でやらねばなりません。
これは、人件費が安いからこそ成せる業だと思います。
SMの中にある、電気屋さんもそうですな。
冷やかしで見ているだけなのに、店員が、これでもかというように付き纏ってくれますわ。(苦笑)
日本のベテランの職工さんの場合、定年で退職してしまうと、残った職人さん全員が、その人の分まで
カバーしようとするのは珍しくありません。
が、この国でベテランの職工さんが辞めてしまうと、代わりに、数人がカバーする必要がありますね。
能力の差とも云えますが、これも、人件費が安いが故に可能になるのでしょう。
こう考えると、合理化などはこの国では糞食らえですな。(笑)
ある日本食レストランでは、注文を聞きに来る時に、一度に5人位のウエイトレスがやって来ます。
2人がメニューを書いたホワイトボードを抱え持ち、一人がお茶を、一人がおしぼりを持ち、残った一人が
注文を聞くという、超贅沢なサービスを提供してくれるのですわ。(爆)
兎角サービスが悪いと評判の業界なので、オーナーが、人海戦術で対処しようとしたのでしょうね。
人海戦術と言えば、この国では少々重いものでも集団で持ち上げます。
そう、日本で言う神輿担ぎですな。(笑)
まあ、1トンくらいの物なら、軽いものでしょう。
これなら、フォークリフトを買ったり借りたりするよりも、遥かに安上がりですわ。
安全性という観点では明らかに失格ですが、フィリピンは、未だに人海戦術王国と言えるでしょう。
悲しいことですが、これも一つの現実ですね。
ここの人海戦術は安全です、こぞって押しましょう!(爆)
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