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『盗電』・・・東電ぢゃないよ!(爆) [雑記帳]

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私の住んでいるバクラーランでも、盛んに行われているのがこれですよ。(笑)

まあ、写真は只のイメージ図ですが、一見して分かるような細工はしませんね。

但し、綿密さも欠けているので、バレるときには直ぐにバレるようです。


私が以前住んでいたアパートでは、他所で暮らしていた時より、明らかに電気代が高くなりました。

同じ電化製品しか、使っていないにも拘らずです。

それまで3000ペソ前後だった電気代が、5000ペソを超えるのです。


こういう状態が、数ヶ月続きました。

おかしいなと思い上の階に住んでいる大家に相談すると、『大丈夫、私に任せなさい』と言います。

するとどうでしょう、何と次の月から電気代が安くなったではありませんか・・・


これは不思議ですねえ???

別に大家さんが、メラルコや修理業者を呼んだ形跡もありません。

まあ、安くなった(元に戻った)のでその時は良しとしました。


でも、これにはカラクリがありました。

そうです、盗電をしていたのは何と大家さんだったのです。

大家さんの所の冥途さんが、辞めて田舎に帰る前にこっそり教えてくれました・・・w


指摘しなければ、もっと続けたのでしょうね。

苦情を言おうにも、証拠がありません。

その冥土さんも、田舎に帰ってしまいました。


1年の契約終了前に早々に引き払いましたが、これも酷い話ですね。

大家さんだけに、操作は簡単だったのでしょう。

水道料金も以前の約1.5倍だったので、多分何らかのマジックがあったのでしょうね。

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さて、これは近所にあるバクラーラン教会です。

大きの民衆がお祈りに来る、神聖な場所ですね。

最近は規制で少なくなりましたが、以前は多くの露天がひしめいていました。

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ある日のことです。

神父さんが、何気に電気のメインブレーカーを落としたそうです。

するとどうでしょう?


外の露天の電球が、一斉に消えたそうです。

これは、見事ですね~

信仰心と、商売は別なのでしょうね。(苦笑)


まあ、これらは他の人が犠牲になって支払っていますが、問題なのは電線からの直接盗電です。

ここからの盗電は、加入者全戸が負担しなければなりません。

システムロスチャージと言って、盗まれた量の電気代を、各戸で均等に振り分けると言うものです。


国が認めた制度のようですが、取り締まりが追いつかない苦肉の策なのでしょうね。

苦肉の策といいましたが、これなら電力会社は一切損はしません。

企業努力をする必要も無いですね。


正に、無策の策ですわ・・・(涙)

確かに、もぐら叩きのように、盗電するものは出たり引っ込んだりして中々捕まりません。

もっと暮らしが良くならなければ、これからもまだ続くのでしょうね。(溜息)


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