日曜版 教会散歩! [雑記帳]
今朝は、バクラーラン教会を散歩してきました。
日曜日のミサは、相変わらずの人出ですね。
この混雑は、終日続きます。
一体、どれくらいの人数が集まるのでしょうか・・・?
まあ、万人は下らないかも知れませんね。
さて、次の写真を見てください。
教会の脇道ですね。
ここは何を隠そう、子捨ての名所なのです。
直ぐに人目につかないせいか、年間で数人の赤ん坊がここに捨てられに来ます。
理由は様々でしょうが、まあ、殆どが養えないからでしょうね。
ここに捨てられた子供は、引き取り手がない場合、教会が養うことになります。
育てられた子供が大きくなり、教会で働くケースもあるようです。
避妊を否定するカトリック協会ですから、出来てしまった養えない子供の面倒を見るのは当たり前だと、
捨てた親は思っているのかも知れませんね。
懺悔すれば赦されるというより、許しを請うているのに許さないのは、相手の罪だと考える人がいます。
この国の多くの人々が言動に責任を取ろうとしないのは、常に自分が許されるべき人間だと考えている
ことが原因のような気がしてなりません。
取り立てて言うまでもありませんが、このことは宗教上の慣習であり、常識云々では計りきれません。
罪とも考えていないのですから、責めてもポカンとするだけでしょう。
しかし、子捨ては罰せられます。
捨てる親はそれを知らないのか、知っていても許されるべきものと考えているのか分かりません。
家族思いのフィリピン人が多い中で、これは不思議な現象です。
自分の手元で育てるより、他人に育てて貰った方が幸せだと考えてのことでしょうか?
解りかねますが、捨てた親に、少なくとも悔恨の情が残っていてくれることを祈るのみですね。
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