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日比結婚が、上手くいく方法を検証する! (中編) [検証]

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『ねえ、来月なんだけど、お母さんをフィリピンから呼んでいい?』

『えっ、何でだよ急に?』

『だって、子供に会いたいだって、だからここに呼ぶよ。』


『おいおい待ってくれよ、半年前の正月休みの時に帰ったばっかりじゃ無いか、あの時に子供も見ただろ?』

『でも、お母さん子供にまたに会いたいよ、何で貴方怒ってる?』

『怒ってなんか無いよ、只、最近商売が儲かって無いんだ、それに、お母さん日本呼ぶのお金掛かるし・・』


『大丈夫、私のお金だから、貴方に迷惑掛けないよ。』

『あのなあ、幾らさあ、自分が稼いだお金だからって、そう全部が全部、自分の家族の為だけに使って、それ

でも良いと思ってんのか?』


『私が仕事して貰ったお金、何であんたに関係あるぅ?、関係ないでしょ?、文句言わないでよ・・・』

『じゃあ聞くが、俺が今自分の仕事で困っているのに、お前は俺を助けないのか?』

『だって、結婚する前に約束したじゃない?、貴方が私のフィリピンの家族に、ちゃんと仕送りするって!』


『ああ、約束はしたよ、でもあれから何年も経ったし、その間に色んな事もあった、今の俺の仕事も余り儲か

らなくなったし、それでお前が外へ出て仕事をするのを許したけど、お前は家ののことを放ったらかしにし

て、給料さえ入れば、友達と遊びまくってるじゃないか?、全然生活費も家には入れないし・・・』


『何言ってるぅ?、それと私のお母さん、どう関係有るのよ?』

『そういうお金が有ったら、少しは俺を助けて貰いたいね、何だよ、いつもフィリピンの家族ばっかり・・』

『もういいよ、貴方には私の事も私の家族の事も分からない、だって、貴方は私の家族じゃ無いだから・・』


『貴方は、私の家族じゃない』

このセリフは、このブログにも度々登場してきました。

ピナ妻(稲妻ではない)がキレると、このセリフが良く出てくるようですね。


では、何故このような発言が、彼女達の口から出るのでしょうか?

その前に、『フィリピン人のプライド』と言うものを、もう一度考えて見ましょう。

前半の記事でも、この言葉を私は使っています。


Wikiで調べると、自尊心とか、誇りとかという意味が出て来ますな。

では、フィリピン人にとって、『プライド』という言葉は、本当に妥当なのでしょうか?

私は、少し違うのではないかと、思い始めました。


前回の記事で、『セルフ・ハンディキャッピング』を取り上げています。

少し立場を逆に置き換えて、考えてみましょう。

私達が比国人で、結婚相手を日本人として仮定します。


私達(比国人)は、相手(日本人)に対して、どういう見方をするでしょうか?

少なくとも、全く対等な立場と考えるでしょうか?

経済的にも、文化的にも異なりますし、格差も有るのは歴然とした事実です。


少し位、『劣等感』を持つのは、当然でしょう。

しかし、『劣等感』を相手に悟られるのは癪に障ります。

そこで、『セルフ・ハンディキャッピング』、つまり自己防衛意識行動が、発揮されるのかも知れません。


立場的に、自分たちを弱いものとして考え、『劣等感』を持つのは当然と言えます。

しかし、この『劣等感』を夫に悟られ無いためには、強烈な自己防衛意識が必要でしょう。

私には、この『強烈な自己防衛意識』が、プライドという言葉に、置き換えられているとしか思えません。


『日本人と結婚はしたけれど、私の劣等感は悟られたくない。』

そう考えていたとすると、常に、『反発』を準備しておく必要が有ります。

つまり、『ハッタリ』を張っておくことですね。


こう考えると、フィリピン人の『プライド』とは、自己防衛意識が嵩じた挙句の、『虚勢』に近いと言える

のでは無いでしょうか?

勿論、『虚勢』ですから、『実態』は有りません。



『貴方は、家族ではない』

『実態』ではなく、たとえ『虚勢』で言ったにしろ、これははっきり言って、旦那にとっては効きますよ。

言った本人は、分かってないかもしれませんが、禁句中の禁句ですね。


さてさて、話が全く前に進みません。(苦笑)

一気に、後編まで書こうと思いましたが、答えが見つからないので、又々お茶を濁して仕舞いました。

明日の更新はあるのかどうか、益々不安な私です!(爆)


続く・・・



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