フィリピンは悪人天国か? [検証]
巷でよく言われるように、フィリピンは、本当に悪人天国なのでしょうか?
少し、検証してみましょう。
まあ、有罪判決を受けて、獄中に入っていた元大統領でさえ、市長に返り咲ける国でしたな。
あっ、現役の政治家でも、獄中に入っている人が、今でも沢山いましたっけ!
政権が変わると、古い人は出ていき、新しい人が入るのも特徴ですね。
さ~て、では一つ一つ書いてみましょう。
1)タクシー
① メーターを使わずに、独自の料金表を見せて、客と交渉を始める輩が居る。
② その料金を承諾して乗ったが、降車時に、ペソが弗だったと言い張る運転手。 ここはアメリカか?
③ 十数年前から、『乗車拒否』は御法度だが、守るドライバーはいない。
④ プレートナンバーを、何枚も所持しているつわ者も居る。 これでは、捕まる筈もない。
⑤ 若い女性客が乗車すると、催眠スプレーを社内に撒き、お金も身体も頂く奴が居る。
2)警察
① 警察組織ぐるみで電話代を滞納しているので、電話が繋がらない。
② 捜査費を払わないと、捜査してくれない。
③ 強盗、恐喝、セットアップは、警官が率先して行う。
④ 警官が街中に現れると、何故か、善人が逃げるように散っていく。
3)税関
① 大統領の特命を受けた歴代の局長も、『ここはお手上げ』と言って辞任する魔の巣窟。
② 5000円の品物を送ると、5000ペソの税金が掛かったことが有った。
③ 職員一人ひとりで、ルールが違う。 勿論、税率も変わる。
4)空港
① 最近、巷を騒がせている悪の温床。 悪名は、世界中に轟く・・・
② 悪事(恐喝、窃盗)を働いても、決してクビにならない。空港内は治外法権か?
③ 天井は落ちるまで、床は抜けるまで、放置が基本。
5)PLDT
① 巨大悪魔企業。
② ネットが繋がらず、苦情を出して一週間になるが、未だに修理が来ない。
③ その間の値引きを要求したくても、複雑な手間が膨大に発生するので、要求も出来ない。
④ グループ企業のSmartは、2重請求の常習犯。
⑤ 返金要求すると、複雑な手続きの上、返金までに半年以上掛かった。
6)各役所
① コネが無いなら一日がかり。
② 知り合いが居たら30分。
③ 袖の下なら10分。
挙げれば、キリが無いですね。
しかし、政治家からお金さえ貰えば、その人に投票する国民が、一番悪いのかもしれません。
政治家の汚職が、現在の貧困を継続させているのであれば、それを助けているのも国民です。
詰まり、国民が国民を、貶めていると言って良いでしょう。
『お金を上げると言われたら貰っておきなさい、でも決してその人に投票したらいけません、当選した人は、
使ったお金を、必ず取り戻しに掛かりますよ。』
こう言った、カトリックの偉いお坊さんが居ましたが、言い得て妙ですなあ・・・(苦笑)
さ~て、来年はいよいよ国を上げての『人気投票』(選挙)です。(笑)
どういう茶番劇が始まるのか、目が離せません。(爆)