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梅太郎 [フィリピン童話]

かわり梅1.jpg

昔々、フィリピンには、梅すら有りませんでした。



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おしまい!(爆)
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コメント 18

山の隠居

これはどの小説の続きでしょうか?

えっ、読み切り? 絶句!!!   (爆)

つぎは桃の絶句に期待します。 (爆爆)
by 山の隠居 (2015-02-23 09:53) 

Leo

更新しただけ、俺よりは偉いなぁ!(笑
by Leo (2015-02-23 09:54) 

moimoi

ご隠居はん

上手い!

座布団無制限貸出し!(爆)
by moimoi (2015-02-23 10:30) 

moimoi

雷音さん

わかれば、それで宜しい!(爆)
by moimoi (2015-02-23 10:30) 

パパ

コレは此れで、オッケーですw
by パパ (2015-02-23 11:40) 

moimoi

パパさん

ご理解、痛み入ります!(爆)
by moimoi (2015-02-23 11:50) 

shiNji

桃太郎・梅太郎の次は桜かな???
by shiNji (2015-02-23 13:41) 

moimoi

神示さん

桜も、この国には有りませんでしたねえ・・・(笑)
by moimoi (2015-02-23 14:03) 

萬久

ネタ切れなら無理しなくてもいいのに・・・
by 萬久 (2015-02-23 14:44) 

moimoi

おまんどん

無理をする所に、意義ありですぞ!(爆)
by moimoi (2015-02-23 14:59) 

菩薩

めでたし!
めでたし!!
めでたし!!!(爆
by 菩薩 (2015-02-23 16:16) 

moimoi

菩薩どん

ありがと!
ありがと!!
ありがと!!!
by moimoi (2015-02-23 16:32) 

洗濯屋

うぷぷ!!???
by 洗濯屋 (2015-02-23 23:21) 

暴走太郎

昔々、ある処に、心のやさしい暴走太郎という おぢさんがいました。

暴走太郎が海辺を通りかかると、青年達がカメをいじっていました。
そばによって見てみると、青年達はみんな自分のカメをいじっています。
「おやおや、かわいそうに、バテバテかい?」
「そうだよ。俺達は、金が無いもの。どうしようと俺達の勝手だろ」
見るとカメは涙をダラダラと流しながら、おったっています。

暴走太郎はお金を取り出すと、青年達に差し出して言いました。
「それでは、このお金をあげるから、PPへ行って遊びなさい」
「うん、それならいいよ」

こうして暴走太郎は、青年達からカメを受け取ると、
「大丈夫かい? もう、捕まるんじゃないよ」
と、カメをそっと、海の中へ逃がしてやりました。

それから数日たったある日の事、暴走太郎が海に出かけて魚を釣っていると、
「・・・暴走太郎さん、・・・暴走太郎さん」 と、誰かが呼ぶ声がします。
「おや? 誰が呼んでいるのだろう?」
「私ですよ」  すると海の上に、ひょっこりとカメが頭を出して言いました。
「この間は助けていただいて、ありがとうございました」
「ああ、あの時のカメさん」
「はい、おかげで命が助かりました。ところで暴走太郎さんは、
竜宮へ行った事がありますか?」
「竜宮? さあ? 竜宮って、どこにあるんだい?」
「まにら です」
「えっ? まにら なんか、行けるのかい?」
「はい。私がお連れしましょう。さあ、背中へ乗ってください」
 カメは暴走太郎を背中に乗せて、海の中をずんずんともぐっていきました。
 海の中にはまっ青な光が差し込み、陰毛がユラユラとゆれ、
赤やピンクのビラビラの林がどこまでも続いています。

「わあ、きれいだな」
暴走太郎がウットリしていると、やがて立派なオミセへ着きました。
「着きましたよ。このオミセがPP竜宮です。さあ、こちらへ」

カメに案内されるまま進んでいくと、このPP竜宮の美しいママが、
色取り取りのピナ達と一緒に 暴走太郎を出迎えてくれました。
「ようこそ、暴走太郎さん。わたしは、このPP竜宮のママです。
このあいだはカメを助けてくださって、ありがとうございます。
お礼に、PP竜宮をご案内します。どうぞ、ゆっくりしていってくださいね」

暴走太郎は、PP竜宮のVIP広間ヘ案内されました。
暴走太郎が用意された席に座ると、ピナ達が次から次へと
入れ替わり立ち代り素晴らしいボディを見せ付けてきます。

気持ちの良い音楽が流れて、ピナ達の、それは見事な踊りが続きます。
ここはまるで、天国のようです。

そして、「エンチョ、エンチョー、」と、ママに言われるまま竜宮で過ごすうちに、
閉店の時間になってしまいました。

暴走太郎は、はっと思い出しました。(終電も金も もう無い、どうやって過ごそう?)

そこで暴走太郎さんは、ママに言いました。
「ママ、今までありがとうございます。ですが、もうそろそろ帰らせていただきます」
「帰られるのですか? よろしければ、このままアフターでもいかが?」
「いいえ、わたしの帰りを待つ者もおりますので」

するとママは、さびしそうに言いました。
「・・・そうですか。それはおなごりおしいです。では、おみやげを差し上げましょう」
「おみやげ?」
「はい。この中には、暴走太郎さんが竜宮で過ごされた『時』が入っております。

これを開けずに持っている限り、暴走太郎さんはハマリから抜け出せません。
ずーっと、今のハマッたままでいられます。

ですが一度開けてしまうと、今までの『時』が戻ってしまいますので、
決して開けてはなりませんよ」
「はい、わかりました。ありがとうございます」

ママと別れた暴走太郎は、またカメに送られて地上へ帰りました。

地上にもどった暴走太郎さんは、まわりを見回してびっくり。
「おや? わずか一晩で、ずいぶんと様子が変わったな」
確かにここは暴走太郎が釣りをしていた場所ですが、何だか様子が違います。

暴走太郎の家はどこにも見あたりませんし、出会う人も知らない人ばかりです。
「わたしの家は、どうなったのだろう? みんなはどこかへ、引っ越したのだろうか?
・・・あの、すみません。暴走太郎の家を知りませんか?」

暴走太郎が一人の老人に尋ねてみると、老人は少し首をかしげて言いました。
「暴走太郎? ・・・ああ、確か暴走太郎という人なら一年ほど前に海へ出たきりで、
帰らないそうですよ」
「えっ!?」
老人の話しを聞いて、暴走太郎は びっくり。
PP竜宮の一晩は、この世の一年にあたるのでしょうか?
「家族も友だちも、みんな死んでしまったのか・・・」
がっくりと肩を落とした暴走太郎は、ふと、持っていた おみやげを見つめました。
「そう言えば、ママは言っていたな。
この おみやげを開けると、『時』が戻ってしまうと。
・・・もしかしてこれを開けると、自分が暮らしていた時に戻るのでは」
そう思った暴走太郎は、開けてはいけないと言われていた
おみやげを開けてしまいました。

モクモクモク・・・。

すると中から、まっ白の煙が出てきました。
「おおっ、これは」  煙の中に、竜宮や美しいピナの姿が写りました。
そして楽しかったPP竜宮での一晩が、次から次へと写し出されます。
「ああ、わたしは、PP竜宮へ戻ってきたんだ」

暴走太郎は、喜びました。
でも おみやげから出てきた煙は次第に薄れていき、
その場に残ったのは髪の毛は抜け落ちた、ヨポヨポのおじいさんになった
暴走太郎だったのです。

おしまい

by 暴走太郎 (2015-02-24 02:05) 

moimoi

暴走はん

スランプのこの私に代わって、是非小説を書いて下され!(笑)

しかし、よく出来た物語です。

PPに嵌まり、今度現実に戻ると、もう身も心もボロボロになって

いることが多いですな。

これぞ、教訓です!
by moimoi (2015-02-24 06:42) 

moimoi

洗濯屋さん

あ~、順番抜かしちゃった!

だって、あまりに短いんだもの・・・(爆)
by moimoi (2015-02-24 06:43) 

暴走太郎

う~ん・・・ 書く処を間違えたな。。。

コメント欄の 一番最後じゃあ ピカ先生しか読んでないなぁ
by 暴走太郎 (2015-02-24 19:33) 

moimoi

暴走はん

今度は、一番乗りでコメントに書きましょう!(爆)
by moimoi (2015-02-25 06:37) 

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